平成の終わりにアニメ界に二つの星を見た -バーチャルさんは見ているとケムリクサにおけるアニメ新時代の幕開け-
平成の終わりの水曜日、アニメ界に二つの大きな星を見た
一つは空に上がり漫然と輝いた、それは眩しすぎるように
一つは地に落ち静かに輝いた、微かにあるが力強く
久々に居ても立っても居られないので筆を取ってしまった。
2019年新春のアニメは上のオサレポエムのように激動の幕開けを感じましたよ。
空に上がった方は「バーチャルさんは見ている」、Vtuberという大人気の新進気鋭のコンテンツがついに地上波アニメ化、周りの期待度も高く、初回放送はニコニコで大盛況。
片や地に落ちたのは「ケムリクサ」、ご存知「けものフレンズ」で名を上げたたつき監督が打ち出すオリジナルアニメ、元々は同人時代に作ったショートアニメを1クールの地上波アニメ化、同じく周りの期待度も高く、ニコニコの1話生放送では高評価を得た。
自分はこの2つのアニメにかなり注目している、「ケムリクサ」は1話の導入が素晴らしくわかりやすい、また、タツキ監督のウィットにとんだ表現も殺伐とした世界観に吹き込む清涼剤のように良い、しかし、注目しているのはそれ以外の部分だ
「バーチャルさんは見ている」に関しては初見で1話を見たのだがつらい、2話を見て発狂しそうになった、しかし、見方を変えるととても面白い作品ではないかと思っている、その部分では注目をしている。
そして、その注目している部分というのは
マーケティング方法だ
恐らくこの2つのアニメのマーケティング方法まったくもって異なる、このアニメは今後のアニメ業界に変化を促す新時代の幕開けになるだろう。
それぞれのアニメの感想をもって説明したいと思う。
引き続き読んでいただくとありがたい。
説明すると
「バーチャルさんは見ている」の感想はこのアニメはクソすぎる!放送をやめるべきだ!というアンチは一見したいただいてもいいのではないかと、私もアンチなので。
「ケムリクサ」の感想はほぼ個人的な雑感です、ケムリクサそのもの感想というよりはマーケティング中心の感想寄りなはず。